01.北海道・東北地方

宮城県の過去の災害情報

宮城県の過去の災害情報

宮城県で発生した過去の災害をまとめました。過去の災害から何を学び、将来の災害対策としてどのような備えが必要でしょうか。

万が一の時に被害を最小限に抑え、一日も早く通常の生活に戻れるよう、心構えや備蓄など、個人レベルで出来るところは用意しておきましょう。

平成27年関東・東北豪雨、鬼怒川決壊(2015年)

2015年(平成27年)9月7日から11日にかけて、台風18号から変わった低気圧の影響で関東・東北地方で、所によって5日間の総雨量が600mmを超える記録的大雨となり大きな被害が発生、「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名された。

このうち、10日は朝までに栃木県と茨城県に大雨特別警報が発表され、利根川の支流の鬼怒川では、朝から中流域の茨城県内で越水等が発生し、昼過ぎには常総市内で堤防が決壊し広い範囲が浸水した。避難情報の発表タイミングや避難経路などの的確な避難情報の提供といった課題も浮き彫りになった。

翌11日には宮城県にも大雨特別警報が発表された。この大雨で、14人が死亡し、損壊・浸水家屋は20,000棟以上にのぼった。

台風並に発達した低気圧による暴風被害(2012年)

2012年(平成24年)4月3日、24時間で中心気圧が42hPaも低下するという極めて稀な発達を見せた低気圧が日本列島を通過した。この低気圧の通過に伴う暴風で、全国で4人が死亡、約500人が負傷したほか、広範囲で停電が発生し、交通機関も大幅に乱れた。

この暴風では、気象庁から事前に外出を控えるよう異例の注意喚起が出され、企業が従業員に対して交通の混乱による帰宅困難を回避するために早期帰宅を促すなどの措置がとられた。

宮城県沖の地震(2011年)

2011年(平成23年)4月7日23時32分頃、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、宮城県栗原市と仙台市宮城野区で震度6強を観測し、北海道から中国地方までの広い範囲で揺れを感じた。宮城県に一時、津波警報発表も津波は観測されなかった。

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の余震であり、死者4人、負傷者296人の被害が新たに生じた。東北新幹線と東北地方の在来線では、この地震でも新たに架線柱が折れたり軌道が変位するなどの被害が発生した。



東日本大震災(2011年)

2011年(平成23年)3月11日14時46分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の海溝型の巨大地震である東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した。地震の規模としては、明治以降の国内で発生した地震としては観測史上最大規模の地震となった。地震による断層の破壊は岩手県沖から茨城県沖までの約500kmに及んだ。

この地震で、宮城県栗原市で震度7を観測したが、特に津波による被害が大きく、津波の高さは岩手県宮古市で約40mに達するなど東北地方の太平洋沿岸部を中心に軒並み10m以上の高さとなり、壊滅状態となった集落や自治体も多かった。地震・津波による死者・行方不明者は災害関連死を含めると20,000人を超える。

また、津波に襲われた福島県の東京電力福島第一原子力発電所では、非常電源設備を含む全電源を喪失、原子炉の冷却ができず炉心溶融(メルトダウン)した。これによって原子炉格納容器の圧力が上昇し、翌12日に水素爆発が発生、大量の放射性物質が大気中に放出された。発電所周辺の大熊町、双葉町などは現在も町の広い範囲が帰宅困難区域に指定されている。

三陸沖の地震(2011年)

2011年(平成23年)3月9日11時45分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、宮城県栗原市、登米市、美里町で震度5弱を観測し、北海道から近畿地方の広い範囲で揺れを感じた。東北地方の太平洋沿岸に津波注意報が発表され、岩手県大船渡で60cmの津波を観測した。

翌10日にはマグニチュード6.8の地震が発生するなど余震活動も活発であった。さらに、翌11日にはマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生、この日の地震は東北地方太平洋沖地震の前震とみられている。

チリ地震津波(2010年)

2010年(平成22年)2月28日、前日の南米チリでのマグニチュード8.8の巨大地震に伴い発生した津波が太平洋を越えて日本列島に到達した。気象庁は28日9時33分に青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県沿岸に大津波警報、このほか太平洋沿岸を中心に広い範囲に津波警報・注意報を発表した。

高知県須崎港の1m28cmをはじめ各地で1m前後の津波が観測され、沿岸部の鉄道路線が軒並み運転を見合わせたが、死傷者多数だった1960年のチリ地震津波に比べ被害は大幅に少なかった。

千島列島沖地震(2006年)

2006年(平成18年)11月15日20時14分頃、千島列島東方(シムシル島東方沖)を震源とするマグニチュード7.9の地震が発生した。

地震に伴う揺れは北海道・東北地方で最大震度2であったが、気象庁は北海道の太平洋沿岸東部とオホーツク海沿岸に津波警報、その他の北海道と東北から静岡県にかけての太平洋沿岸などに津波注意報を発表した。津波は広い範囲で観測され、最も高かったのは伊豆諸島の三宅島坪田で高さ84cmを観測した。

津波警報が発表されたものの、実際の津波の高さは予想を下回ったこと、沿岸部に避難勧告が発令されたものの実際の避難者が少なかったことが課題となった。

「災害に備え、命を守る!PROTECT-U」は2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災を機に活動を開始しました。長いこと草の根レベルの活動を続けていましたが、台風、大雨、洪水、地震、噴火などの自然災害が多い日本で一人でも多くの方に「万が一の備え」をしてもらいたいという気持ちから、2018年(平成30年)より、「災害に備え、命を守る!防災ポータルサイト PROTECT-U」を作成しウェブを利用した活動も開始しました。このサイトが一人でも多くの方に届くことを願いながら活動していきます。もしよろしかったら、以下の各SNSのボタンで共有して頂けますと幸いです。よろしくお願いいたします。