01.北海道・東北地方

秋田県の過去の災害情報

秋田県の過去の災害情報

秋田県で発生した過去の災害をまとめました。過去の災害から何を学び、将来の災害対策としてどのような備えが必要でしょうか。

万が一の時に被害を最小限に抑え、一日も早く通常の生活に戻れるよう、心構えや備蓄など、個人レベルで出来るところは用意しておきましょう。

秋田県大雨災害、雄物川氾濫(2017年)

2017年(平成29年)7月21日から23日にかけて、北海道から東北地方へ南下した前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となった影響で、北日本を中心に大雨となった。

秋田県では、所によって、降りはじめからの雨量が平年の7月の降水量の1.5倍を超える記録的な大雨となり、大仙市の雄物川上流では、複数箇所で氾濫が発生、広範囲で浸水し、負傷者1人、浸水・損壊家屋600棟以上の被害となった。

この大雨では、雄物川流域の大仙市、仙北市や下流の秋田市の広い範囲に避難指示(緊急)や避難勧告が発令されたが、秋田地方気象台から流域の市町村に向けて的確な情報伝達が行われ、早い段階での住民避難により、人的被害は最小限に留められた。

平成28年台風10号(2016年)

2016年(平成28年)8月30日、岩手県大船渡市付近に台風10号が上陸、北日本を中心に大きな被害が出た。

台風10号は特異なコースを辿り、八丈島付近で発生した後に日本の南海上を南西に進み、大東島地方付近で反転するかのように北寄りに向きを変え日本の東海上を北上し、8月30日夕方に岩手県大船渡市付近に上陸した。東北地方太平洋側への台風上陸は史上初となった。

台風周辺の発達した雨雲がかかった岩手県と北海道を中心に1時間雨量が70~80mm、24時間雨量が200mmを超える記録的な大雨となり、河川の氾濫が相次いだ。岩手県岩泉町では高齢者福祉施設が氾濫した河川の濁流に襲われ9人が死亡するなど死者・行方不明者は全国で27人にのぼった。

この台風災害では、避難情報が実際の避難行動に結びついていないことが課題となり、2016年12月26日に「避難準備情報」が「避難準備・高齢者等避難開始」に、「避難指示」が「避難指示(緊急)」に名称変更された。

また、北海道内のJR線や幹線道路では、空知・日高・十勝地方を中心に橋梁や路盤の流出などが相次ぎ、全面的な復旧までには時間を要する見込みとなっている。

台風並に発達した低気圧による暴風被害(2012年)

2012年(平成24年)4月3日、24時間で中心気圧が42hPaも低下するという極めて稀な発達を見せた低気圧が日本列島を通過した。この低気圧の通過に伴う暴風で、全国で4人が死亡、約500人が負傷したほか、広範囲で停電が発生し、交通機関も大幅に乱れた。

この暴風では、気象庁から事前に外出を控えるよう異例の注意喚起が出され、企業が従業員に対して交通の混乱による帰宅困難を回避するために早期帰宅を促すなどの措置がとられた。



東日本大震災(2011年)

2011年(平成23年)3月11日14時46分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の海溝型の巨大地震である東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した。地震の規模としては、明治以降の国内で発生した地震としては観測史上最大規模の地震となった。地震による断層の破壊は岩手県沖から茨城県沖までの約500kmに及んだ。

この地震で、宮城県栗原市で震度7を観測したが、特に津波による被害が大きく、津波の高さは岩手県宮古市で約40mに達するなど東北地方の太平洋沿岸部を中心に軒並み10m以上の高さとなり、壊滅状態となった集落や自治体も多かった。地震・津波による死者・行方不明者は災害関連死を含めると20,000人を超える。

また、津波に襲われた福島県の東京電力福島第一原子力発電所では、非常電源設備を含む全電源を喪失、原子炉の冷却ができず炉心溶融(メルトダウン)した。これによって原子炉格納容器の圧力が上昇し、翌12日に水素爆発が発生、大量の放射性物質が大気中に放出された。発電所周辺の大熊町、双葉町などは現在も町の広い範囲が帰宅困難区域に指定されている。

平成18年豪雪(2006年)

2005年(平成17年)12月~2006年(平成18年)3月にかけての大雪災害。特に、2005年(平成17年)12月から2006年(平成18年)1月にかけて、非常に強い寒気が南下した影響で、日本海側を中心に記録的な大雪となり、1月19日には新潟県津南町で最深積雪416cmを観測した。

山間部を中心に、除雪作業中の事故や倒壊した家屋の下敷きになるなどして、期間中に全国で152人が死亡、家屋の損壊は4,700棟以上にのぼる甚大な被害となった。

また、前月の2005年(平成17年)12月22日には、強風に伴い電線同士が接触してショートする「ギャロッピング現象」により、新潟県下越・中越地方の広い範囲で大規模な停電が発生するなどライフラインへの影響も深刻だった。

気象庁はこの豪雪を「平成18年豪雪」と命名、豪雪で命名されたのは「昭和38年1月豪雪」以来となった。

「災害に備え、命を守る!PROTECT-U」は2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災を機に活動を開始しました。長いこと草の根レベルの活動を続けていましたが、台風、大雨、洪水、地震、噴火などの自然災害が多い日本で一人でも多くの方に「万が一の備え」をしてもらいたいという気持ちから、2018年(平成30年)より、「災害に備え、命を守る!防災ポータルサイト PROTECT-U」を作成しウェブを利用した活動も開始しました。このサイトが一人でも多くの方に届くことを願いながら活動していきます。もしよろしかったら、以下の各SNSのボタンで共有して頂けますと幸いです。よろしくお願いいたします。