01.北海道・東北地方

福島県の過去の災害情報

福島県の過去の災害情報

福島県で発生した過去の災害をまとめました。過去の災害から何を学び、将来の災害対策としてどのような備えが必要でしょうか。

万が一の時に被害を最小限に抑え、一日も早く通常の生活に戻れるよう、心構えや備蓄など、個人レベルで出来るところは用意しておきましょう。

台風並に発達した低気圧による暴風被害(2012年)

2012年(平成24年)4月3日、24時間で中心気圧が42hPaも低下するという極めて稀な発達を見せた低気圧が日本列島を通過した。この低気圧の通過に伴う暴風で、全国で4人が死亡、約500人が負傷したほか、広範囲で停電が発生し、交通機関も大幅に乱れた。

この暴風では、気象庁から事前に外出を控えるよう異例の注意喚起が出され、企業が従業員に対して交通の混乱による帰宅困難を回避するために早期帰宅を促すなどの措置がとられた。

平成23年7月新潟・福島豪雨(2011年)

2011年(平成23年)7月27日から30日にかけて、新潟県と福島県では記録的な大雨に見舞われ大きな被害が発生、「平成23年7月新潟・福島豪雨」と命名された。

日本海から東北地方南部にかけて停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定となった影響で、新潟県から福島県会津地方にかけてはレーダー解析で1時間に100mmを超えるような猛烈な雨が続き、記録的短時間大雨情報が相次いで発表された。期間総降水量はアメダス観測地点で所によって700mm以上、レーダーによる解析では新潟県三条市と福島県只見町で1,000mmを超えた地域もあったとされる。これはこの地域の7月の平均降水量の2倍以上に相当する。

この豪雨で、新潟県から福島県会津地方にかけて堤防の決壊、河川の氾濫が相次ぎ、死者・行方不明者6人、損壊・浸水家屋10,000棟以上の大きな被害となった。また、JR只見線は橋梁の流失などの甚大な被害を受け、現在も福島県内の一部区間で運転できない状態が続いている。

福島県浜通りの地震(2011年)

2011年(平成23年)4月11日17時16分頃、福島県浜通りを震源とするマグニチュード7.0の地震が発生し、福島県いわき市、茨城県鉾田市などで震度6弱を観測した。

この地震の1カ月前に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に関連し、いわき市にある活断層である井戸沢断層と湯ノ岳断層が活動したものとされる。震源周辺で土砂崩れが発生し4人が死亡したほか、活断層の周辺で家屋損壊が相次いだ。



東日本大震災(2011年)

2011年(平成23年)3月11日14時46分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の海溝型の巨大地震である東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した。地震の規模としては、明治以降の国内で発生した地震としては観測史上最大規模の地震となった。地震による断層の破壊は岩手県沖から茨城県沖までの約500kmに及んだ。

この地震で、宮城県栗原市で震度7を観測したが、特に津波による被害が大きく、津波の高さは岩手県宮古市で約40mに達するなど東北地方の太平洋沿岸部を中心に軒並み10m以上の高さとなり、壊滅状態となった集落や自治体も多かった。地震・津波による死者・行方不明者は災害関連死を含めると20,000人を超える。

また、津波に襲われた福島県の東京電力福島第一原子力発電所では、非常電源設備を含む全電源を喪失、原子炉の冷却ができず炉心溶融(メルトダウン)した。これによって原子炉格納容器の圧力が上昇し、翌12日に水素爆発が発生、大量の放射性物質が大気中に放出された。発電所周辺の大熊町、双葉町などは現在も町の広い範囲が帰宅困難区域に指定されている。

千島列島沖地震(2006年)

2006年(平成18年)11月15日20時14分頃、千島列島東方(シムシル島東方沖)を震源とするマグニチュード7.9の地震が発生した。

地震に伴う揺れは北海道・東北地方で最大震度2であったが、気象庁は北海道の太平洋沿岸東部とオホーツク海沿岸に津波警報、その他の北海道と東北から静岡県にかけての太平洋沿岸などに津波注意報を発表した。津波は広い範囲で観測され、最も高かったのは伊豆諸島の三宅島坪田で高さ84cmを観測した。

津波警報が発表されたものの、実際の津波の高さは予想を下回ったこと、沿岸部に避難勧告が発令されたものの実際の避難者が少なかったことが課題となった。

平成16年7月福井豪雨(2004年)

2004年(平成16年)7月18日、平成16年7月福井豪雨が発生した。7月13日に新潟県・福島県で豪雨を降らせた梅雨前線が福井県で再び活発化し、美山町(現在の福井市)では半日足らずで300mm近い記録的な雨量を観測した。

足羽川などが氾濫した福井市内では浸水被害により都市機能が麻痺状態となったほか、橋梁が流失したJR越美北線は全線復旧までに3年を要した。この水害による被害は、死者・行方不明者5人、負傷者19人、家屋浸水13,000棟以上にのぼった。

「災害に備え、命を守る!PROTECT-U」は2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災を機に活動を開始しました。長いこと草の根レベルの活動を続けていましたが、台風、大雨、洪水、地震、噴火などの自然災害が多い日本で一人でも多くの方に「万が一の備え」をしてもらいたいという気持ちから、2018年(平成30年)より、「災害に備え、命を守る!防災ポータルサイト PROTECT-U」を作成しウェブを利用した活動も開始しました。このサイトが一人でも多くの方に届くことを願いながら活動していきます。もしよろしかったら、以下の各SNSのボタンで共有して頂けますと幸いです。よろしくお願いいたします。