02.都道府県別情報

長野県の過去の災害情報

長野県の過去の災害情報

長野県で発生した過去の災害をまとめました。過去の災害から何を学び、将来の災害対策としてどのような備えが必要でしょうか。

万が一の時に被害を最小限に抑え、一日も早く通常の生活に戻れるよう、心構えや備蓄など、個人レベルで出来るところは用意しておきましょう。

長野県神城断層地震(2014年)

2014年(平成26年)11月22日22時8分頃、長野県北部を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、いずれも長野県の長野市、小谷村、小川村で震度6弱を観測したほか、東北地方から中国地方までの広い範囲で揺れを感じた。白馬村では計測震度は震度5強であったものの、家屋の倒壊など大きな被害を生じている地区もあり、所によってはこれよりも大きな揺れだったとみられる。

糸魚川-静岡構造線に沿った断層系の一つである神城断層の活動によるものとみられ、長野県ではこの地震を「長野県神城断層地震」と称している。

長野県を中心に46人が負傷、家屋損壊は2,000棟以上に及んだが、迅速な救助活動もあり、死者はなかった。

御嶽山噴火(2014年)

2014年(平成26年)9月27日11時52分頃、長野・岐阜県境の御嶽山で噴火が発生した。土曜日の昼前、かつ紅葉シーズンにも当たったことから山頂付近にいた多くの登山客が噴火に巻き込まれた。飛散した噴石などで63人が死亡・行方不明となり、戦後最悪の火山災害となった。

これを受けて、気象庁では翌2015年(平成27年)から噴火の事実をいち早く知らせるべく噴火速報の情報提供を開始した。また、噴火警戒レベル1(平常)の下での噴火発生となったことから、この「平常」を「活火山であることに留意」と変更し、突発的な噴出現象に注意を呼びかける表現とした。

さらに、火山を持つ自治体などで登山届提出義務化などの対策も取られた。

長野県南木曽町土石流災害(2014年)

2014年(平成26年)7月9日17時40分頃、長野県南木曽町で土石流が発生した。これは、台風8号と梅雨前線に伴う局地的な大雨によるもので、南木曽町では1時間雨量70mmを観測し、町の中心部では土石流が発生して中学生が死亡した。

また、鉄橋が流されたJR中央本線は1カ月近く一部区間で運転見合わせとなった。



太平洋側で記録的大雪(2014年)

2014年(平成26年)2月14日から16日にかけて、本州南岸を発達しながら進んだ低気圧の影響で、西日本から北日本にかけての太平洋側の広い範囲で大雪となった。特に関東甲信地方の内陸部では記録的な大雪となり、最深積雪は山梨県甲府市で114cm、群馬県前橋市で73cm、埼玉県熊谷市で62cmなどこれまでの観測記録を大きく上回った。また、東京都心でも2月7日に続き積雪27cmを観測した。

全国で落雪や雪で倒壊した建物の下敷きになるなどして26人が死亡したほか、東京電力管内では延べ1,600,000軒以上が停電するなどライフラインの被害も大きかった。また、大雪で道路が寸断されたため、山間部を中心に集落の孤立も相次いだ。

気象庁では、関東・東海地方など太平洋側の雪の少ない地域において大雪による早めの注意喚起を促すため、2016年(平成28年)11月から大雪警報・注意報の基準を見直し、より早い時間から大雪警報・注意報を発表するようになっている。

平成25年台風18号・初の特別警報発表(2013年)

2013年(平成25年)9月15日から16日にかけて大型の台風18号が東日本・北日本を通過した。台風18号は、9月16日8時前に暴風域を伴って愛知県豊橋市付近に上陸し、速度を上げて東海、関東甲信、東北地方を北東に進み、同日21時に北海道の東で温帯低気圧に変わった。

台風の接近・通過に伴い台風周辺の発達した雨雲や前線の雨雲がかかり、紀伊半島では所によって2日間で500mmを超える大雨となったほか、最大瞬間風速は40m/s近い暴風となった。気象庁は16日5時5分、福井県、滋賀県、京都府に対して過去に経験したことのないような大雨となっているとして、「大雨特別警報」を発表し、直ちに命を守る行動を取るよう呼びかけた。これが、この年の8月30日に運用が始まった「特別警報」の初めての発表事例となった。

この台風で、全国で死者・行方不明者8人、浸水・損壊家屋5,800棟以上の被害となった。

台風並に発達した低気圧による暴風被害(2012年)

2012年(平成24年)4月3日、24時間で中心気圧が42hPaも低下するという極めて稀な発達を見せた低気圧が日本列島を通過した。この低気圧の通過に伴う暴風で、全国で4人が死亡、約500人が負傷したほか、広範囲で停電が発生し、交通機関も大幅に乱れた。

この暴風では、気象庁から事前に外出を控えるよう異例の注意喚起が出され、企業が従業員に対して交通の混乱による帰宅困難を回避するために早期帰宅を促すなどの措置がとられた。

長野県北部の地震(2011年)

2011年(平成23年)3月12日3時59分頃、長野・新潟県境付近を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、長野県栄村で震度6強を観測。この栄村では、村の9割以上の家屋が被災するなど被害が大きく、3人が死亡、50人以上が負傷し、家屋損壊は約3,000棟にのぼった。

前日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による広範囲な地殻変動により誘発された地震とみられている。

新潟県中越沖地震(2007年)

2007年(平成19年)7月16日10時13分頃、マグニチュード6.8の新潟県中越沖地震が発生し、新潟県柏崎市、長野県飯綱町などで震度6強を観測した。津波は柏崎市で高さ35cmを観測している。

被害は柏崎市周辺に集中し、死者15人、負傷者2,346人、家屋損壊40,000棟以上の被害となった。

原子力発電所が地震によって被災する初めての例となり、東京電力柏崎刈羽原発では、火災や微量の放射性物質の漏洩の被害があった。

平成18年7月豪雨・長野県岡谷市土石流災害(2006年)

2006年(平成18年)7月19日、長野県岡谷市で大雨により土石流が発生し、大きな被害が出た。

本州付近の梅雨前線の活動が活発化し、長野県内では、7月15日から21日までの7日間の降水量が御嶽山(王滝村)で701mm、7月19日10時までの24時間降水量は塩尻市で255mmに達する記録的大雨となった。

この大雨の影響で、長野県岡谷市では、諏訪湖や天竜川に注ぐ市内各所の支流で土石流や河川氾濫が相次いで発生した。岡谷市では8人が死亡、12人が負傷し、損壊・浸水家屋は298棟にのぼった。

「災害に備え、命を守る!PROTECT-U」は2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災を機に活動を開始しました。長いこと草の根レベルの活動を続けていましたが、台風、大雨、洪水、地震、噴火などの自然災害が多い日本で一人でも多くの方に「万が一の備え」をしてもらいたいという気持ちから、2018年(平成30年)より、「災害に備え、命を守る!防災ポータルサイト PROTECT-U」を作成しウェブを利用した活動も開始しました。このサイトが一人でも多くの方に届くことを願いながら活動していきます。もしよろしかったら、以下の各SNSのボタンで共有して頂けますと幸いです。よろしくお願いいたします。