02.都道府県別情報

静岡県の過去の災害情報

静岡県の過去の災害情報

静岡県で発生した過去の災害をまとめました。過去の災害から何を学び、将来の災害対策としてどのような備えが必要でしょうか。

万が一の時に被害を最小限に抑え、一日も早く通常の生活に戻れるよう、心構えや備蓄など、個人レベルで出来るところは用意しておきましょう。

2017年台風21号(2017年)

2017年(平成29年)10月23日3時頃、台風21号が静岡県掛川市付近に上陸した(上陸場所は、当初の「静岡県御前崎市付近」から後日、気象庁により修正発表)。上陸の際、強風域の半径は850kmの「超大型」となり、記録が残る1991年以降では初めて「超大型」での上陸台風となった。上陸後は、静岡県から関東地方を縦断し、日本の東海上で温帯低気圧に変わった。

台風接近前から本州付近に停滞していた秋雨前線の活動が活発となり、西日本から東日本にかけて大雨となった。特に紀伊半島では降り始めからの雨量が900mm近くに達する記録的な大雨となったほか、近畿地方の市街地でも大雨による河川の氾濫も相次いだ。また、台風の通過が朝の通勤・通学時間帯と重なった関東地方を中心に広い範囲で交通機関が大きく乱れた。

死者・行方不明13人 負傷者190人の人的被害が発生し、浸水・損壊した家屋は4,000棟以上に達した。

2017年台風18号(2017年)

2017年(平成29年)9月9日、マリアナ諸島で発生した台風18号は、発達しながら北上を続け非常に強い勢力で13日に宮古島付近を北上した後、17日11時30分頃、鹿児島県南九州市付近に上陸した。その後は高知県に再上陸し四国を通り、17日夜には兵庫県明石市付近に再上陸、近畿・東海・北陸地方を進んで新潟沖の日本海で温帯低気圧に変わった。

当初は「北海道に上陸(史上初の九州・四国・本州・北海道への上陸台風)」とされていたが、気象庁の事後解析で、北海道への上陸前に温帯低気圧に変わっていたと修正されている。死者5人、負傷者72人、浸水・損壊家屋9,000棟以上の被害が生じた。特に台風周辺の発達した雨雲がかかった九州で大雨となり、津久見市など大分県南部では河川氾濫が相次ぎ、浸水・損壊家屋が多数に及んだ。

平成25年台風26号・伊豆大島土砂災害(2013年)

2013年(平成25年)10月16日未明から明け方にかけて、大型で強い勢力の台風26号が伊豆諸島から房総半島沖を通過した。

台風の発達した雨雲がかかった伊豆大島では、1時間雨量122.5mm、24時間雨量824mmの記録的な大雨を観測し、島の最大の集落である元町集落周辺で土石流が発生、大島町だけで死者・行方不明者が39人となるなど、全国で死者・行方不明者43人、被災家屋が7,000棟以上に達する甚大な被害となった。



台風並に発達した低気圧による暴風被害(2012年)

2012年(平成24年)4月3日、24時間で中心気圧が42hPaも低下するという極めて稀な発達を見せた低気圧が日本列島を通過した。この低気圧の通過に伴う暴風で、全国で4人が死亡、約500人が負傷したほか、広範囲で停電が発生し、交通機関も大幅に乱れた。

この暴風では、気象庁から事前に外出を控えるよう異例の注意喚起が出され、企業が従業員に対して交通の混乱による帰宅困難を回避するために早期帰宅を促すなどの措置がとられた。

平成23年台風15号(2011年)

2011年(平成23年)9月21日14時頃、台風15号が強い勢力で静岡県浜松市付近に上陸し、夕方から夜遅くにかけて関東・東北地方を進み、太平洋へ抜けた。

台風が南大東島近海で停滞し、本州への湿った空気の流れ込みが長時間続いたこととと、台風が上陸後も強い勢力を保ったことにより、西日本から北日本のかけての広い範囲で大雨や暴風となった。9月15日から22日までの8日間の降水量は九州・四国の一部で1,000mmを超えたほか、最大瞬間風速は東京都八王子市で43.1m/sに達するなど、関東地方でも所によって40m/sを超える暴風となった。この台風で、全国で死者・行方不明者20人、浸水・損壊家屋13,000棟以上にのぼる被害が発生した。

また、台風が関東地方を通過するのがちょうど帰宅ラッシュの時間帯と重なり、首都圏の主要路線の多くが運転を見合わせたことから帰宅困難者が多く発生したことも課題となり、後に気象による交通機関への影響が懸念される場合に企業などが帰宅時間の調整を呼びかける契機ともなった。

静岡県東部の地震(2011年)

2011年(平成23年)3月15日22時31分頃、静岡県東部を震源とするマグニチュード6.4の地震が発生し、静岡県富士宮市で震度6強を観測したほか、東北から中国地方まで揺れを感じた。静岡県を中心に50人が負傷、家屋損壊は500棟以上に達し、停電、断水などの被害もあった。

3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による広範囲での地殻変動に伴い誘発された地震の可能性との指摘もある。

駿河湾の地震(2009年)

2009年(平成21年)8月11日5時7分頃、駿河湾を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生し、静岡県焼津市などで震度6弱を観測したほか、静岡県沿岸で数十cmの津波が観測された。静岡県を中心に1人が死亡、319人が負傷した。

震源が東海地震の想定震源域内であったことから、運用開始後初となる「東海地震観測情報発表」が発表されたが、東海地震へ結びつく変化なしの判定となった。

東名高速道路では、静岡県内で道路脇の法面が崩落し4日間にわたり一部区間で通行止めとなり、お盆の帰省ラッシュにも影響が出た。

千島列島沖地震(2006年)

2006年(平成18年)11月15日20時14分頃、千島列島東方(シムシル島東方沖)を震源とするマグニチュード7.9の地震が発生した。

地震に伴う揺れは北海道・東北地方で最大震度2であったが、気象庁は北海道の太平洋沿岸東部とオホーツク海沿岸に津波警報、その他の北海道と東北から静岡県にかけての太平洋沿岸などに津波注意報を発表した。津波は広い範囲で観測され、最も高かったのは伊豆諸島の三宅島坪田で高さ84cmを観測した。

津波警報が発表されたものの、実際の津波の高さは予想を下回ったこと、沿岸部に避難勧告が発令されたものの実際の避難者が少なかったことが課題となった。

「災害に備え、命を守る!PROTECT-U」は2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災を機に活動を開始しました。長いこと草の根レベルの活動を続けていましたが、台風、大雨、洪水、地震、噴火などの自然災害が多い日本で一人でも多くの方に「万が一の備え」をしてもらいたいという気持ちから、2018年(平成30年)より、「災害に備え、命を守る!防災ポータルサイト PROTECT-U」を作成しウェブを利用した活動も開始しました。このサイトが一人でも多くの方に届くことを願いながら活動していきます。もしよろしかったら、以下の各SNSのボタンで共有して頂けますと幸いです。よろしくお願いいたします。